京都学生演劇祭2015 架空予約の可能性について

昨日無事、京都学生演劇祭2015が開幕いたしました。

ご来場いただいた皆様、誠にありがとうございました。

さて、昨日はAブロック、Bブロックの公演が行われましたが、どちらのブロックも早々に予約が完売したため、スタッフと増席できないかを検討し、また参加団体の席を削ったりしながら、少しでも多くの方にご観劇いただけるよう調整を重ね席を確保してきました。その結果、95〜100名様ほどのご予約をいただいていました。

ですが昨日、未着のお客さまが多く、Aブロックに関しては約50席、Bブロックに関しては約60席の未着数でした。

団体窓口の予約に関して、未着のお客さまの名前を団体に確認したところ、1人も知った名前がないというケースも確認しました。

不審に思い、未着のお客さまのメールアドレスを確認したところ、

・  ソフトバンクのアドレスの表記が、“〜@softabnk.ne.jp”と共通して間違ったアドレスになっているものが多数ある

・  gmailやdocomoのアドレスについて、メールを送信してもエラーメールとして返ってくる（15件程メールしたが全て）

・  gmailのアカウント作成で、ご予約いただいたアドレスを登録しようとしても、他のユーザーが既に使用している旨の表記が出ない。（何十件も確認）

という結果になりました。

そのため、架空のメールアドレスによって多くの予約が行われており、さらにその予約についての未着がほとんどであるということが分かりました。

断定は出来ませんが、悪質ないたずらによる架空予約である可能性があります。その場合、Webで簡単に当日精算予約（当日にチケット料金を支払っていただくという予約制度）ができるシステムを導入したこちらの運営に非があるのは勿論ですが、憤りを覚えるとともに大変悲しい思いです。また何よりも、満席の客席で上演するはずだった参加団体に対して非常に申し訳なく考えています。

何れにしても、これから少しでも多くのお客さまにご来場いただき、参加団体の上演を観ていただきたいと考えていますので、以下の対策を講じたいと思います。

・  ご予約いただいているメールアドレスにメールを送付し、エラーメールとして返ってきた場合、架空予約の可能性があると判断し、その席を予約分に回します。

・  当日料金をやめ、当日で来られたお客さまにも前売料金でご観劇いただきます。

ということにさせていただきたいと思います。

※  正規のお客さまがメールアドレスを間違って入力してしまったということも考えられますので、客席総数を考慮して予約分に回します。

※  当日券につきましては、先着順での発行となりますのでご了承下さい。開場と同時に当日券を発行いたします。

※  26日に当日券でご観劇いただいたお客さまに関しては、キャッシュバックさせていただきますので、お手数おかけ致しますがご連絡いただけますでしょうか。

Mail: kst.fes@gmail.com　　Tel: 080-3136-6575（事務局）

京都学生演劇祭ホームページ: http://kst-fes.jp

京都学生演劇祭2015に参加している団体、そしてその上演を楽しみに待っていただいている皆様のためにも、誠心誠意対応させていただきたいと考えていますので、何卒、多くのお客さまにご来場いただけますよう、どうぞよろしくお願い申し上げます。

京都学生演劇祭プロデューサー　沢大洋